和食が食べたい

アメリカ生活やインターンの話

和食が食べたい

アメリカ生活やインターンの話

アメリカ初日

サンフランシスコ空港に降り立って最初に会った人は、立派なスーツを着た胡散臭そうな黒人のおじさんでした。

 

Airbnbで予約した住居に行くためにタクシーを探してきょろきょろしていたところ、突然声をかけられました。

「タクシーを探してるのか?どこまで行くんだ?」

バークレーだよ」

バークレー!?それは遠いな!今、道路渋滞してるからタクシーだとかなりお金かかるぞ」

「でも荷物多いからBART(電車)は使いたくないんだよね...」

「俺、実はUberの運転手なんだ。○○ドルで連れてってやるよ!」

 

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Uberってあれだよね?タクシーの代行サービスみたいなやつ。(知らない方はこちらを

https://www.uber.com/ja/

 

「あれって利用者が呼んだら来るやつじゃないの?えっ運転手のほうからアプローチとか来るもんなの?」と混乱。

タクシーでの想定より20ドルぐらい高いけど、まあ道路混んでるって言ってるし、値段は最初に決めたので変えないって言ってるし、そもそもUber自体タクシーより高いもんらしいし...。9時間のフライトに疲弊しきり、思考力が著しく低下していたので、結局「まあいいか。何とかなるっしょ」と快諾。

 

その直後からほんとに大丈夫かと警戒心Maxでしたが、すごい気さくに話しかけくれ、自分のつたない英語にも全力でリアクションしてくれるただのいい人でした。

「アメリカ初めてなんだよね」と言うと、「嘘だろ!?」とまさにアメリカ!みたいなオーバーリアクションをし、そのへんの街の歴史とか色々語ってくれました。

半分以上何言ってるかわからなかったけど、写真でしか見たことのないベイブリッジやサンフランシスコの街並みにただただテンションが上がってました。

 

無事家まで連れてってくれ、最初に設定した金額とチップを少しあげ、爽やかな笑顔で彼は去っていきました。ほんとに楽しいドライブでした。アメリカで最初に会った人が彼でよかったです。

ちなみに道路はめちゃめちゃ空いてました。

 

そしていよいよAirbnbのホストと初対面。自分の父親ぐらいの年齢のおじさんですが、Airbnbのホストを長年やってるだけあって、ゲストへの対応が慣れてました。お相撲さんのイラストが入ったハンカチのお土産も喜んでくれました。

よかったよかった。いい人そうだ。

 

家の案内が終わって、荷物を整理し、ようやく一人で落ち着けました。

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(↑これから1か月滞在する部屋)

 

「これから新しい生活が始まるのか...」

そんなこと考えながらベッドでゴロゴロしてたら、いつのまにか寝てました。

 

 

 

今、こっちは朝の7時です。4時間ぐらい寝ましたが、時差ボケなのかな?今後の生活の不安なのかな?午前2時半に起きちゃいました。寝付けないのでこれからの生活ことを考えながら記事を書いてました。

 

Airbnbはホームステイと違って、住居の一角を貸すだけなので、ご飯とかは全部自分で何とかしなくちゃいけません。(このへんのAirbnbの話は別の記事で詳しくします)

21年間、家族とずっとぬくぬくと暮らしていた人間が、日本語の通じない全く見知らぬ土地に一人で生活しようとしてるなんて、結構無謀なことしてるなと改めて実感しました。

 

しっかり仕事をして生計を立てて生活している社会人ってすごいんだな...。家族を養っている人たちはもっとすごい。今までは「何とかなるっしょ」で生き続けてこれて、アメリカにも結構そんなテンションで来たけど、「何とかなるっしょ」でご飯が勝手に出てくることはないもんな...

 

 

気づいたら朝だ。これから自転車を長期レンタルして、食材を買って、足りない生活必需品を買って、部屋の掃除をして......

 

やることいっぱいだ。頑張ろう。