和食が食べたい

アメリカ生活やインターンの話

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海外でインターンしようと決めた理由

本当はもっと早くこの記事を書こうとしてたのですが、時差ボケがすごくてすごくて... パソコンと向き合うと眠くて眠くて...

日中はひたすら出かける作戦で時差ボケを解消しつつあるのでやっと書けました。

 

 

出発前に周りの人たちに一番聞かれた質問は「なんで行くの?」でした。大学への留学ではなく企業でのインターンですし、準備の段階でほとんど周りに話していなかったので当然でしょう。

しかしこの質問に対して、一度もまともに答えてませんでした。ごめんなさい。口頭でうまくまとめて話すのが面倒だったので適当にあしらってました笑

これからインターンのことを書くうえでは避けられない話題だと思うので、ここでちゃんと答えておきます。

 

 

理由だけ挙げたら「海外へのあこがれ」「英語話せるようになりたい」とか様々ですが、一番の理由は「多様性を重んじる職場に興味を持ったから」です。きっかけは、3年生の11月まで所属していた国際系のサークルでの活動と2年生の時に履修した外国語教育に関する少人数の授業でした。

 

その授業で「日本人は、国内にいる国籍やバックグラウンドの違うマイノリティの人たちに自分たちの価値観を押し付けがち。相手を理解しようとこちらから歩み寄ろうとしない」「国籍やバックグラウンドの違う人たちを理解するには、相手の言語、文化を理解し、相手の価値観を尊重しようという姿勢が大事」という話を聞きました。当時サークルで日本に住む難民の方々に密着取材をするという活動をしていたので、その言葉は心にとても響きました。難民の方々の詳しい説明は省略しますが、日本社会に不自由なく受け入れられているとは言い難かったですし、自分たちも、彼らの不慣れな日本語でインタビューしている時点で、本当の意味で彼らの状況や心情を理解することはできていないのだと痛感しました。

 

将来働く場所は日本でも海外でも構いませんが、どちらにせよ企業は様々な国籍やバックグラウンドを持つ人たちの期待に応えていかなくてはならなくなると思います。難民受け入れに消極的な日本でも、コンビニなどで働く外国人が多くなっているのは見ただけでわかりますし、少子高齢化がさらに進んで高齢者を支えきれなくなると、もっと海外から労働力を引っ張ってこざるをえなくなるでしょう。

そんな感じで会社内もお客さんも多様な社会になったときに、仕事上で「ここは日本だから日本語で話して、こちらのやり方にすべて従え」と押し付ける人にはなりたくないなと。その人の違いを活かせる人になりたいなと。また自分が海外に行ってマイノリティ側になっても、自分の違いをプラスに活かせる人になりたいなと、今までの経験から思いました。これが「多様性を重んじる職場」に興味を持ったきっかけです。

 

ただこんな気持ちを抱いている割には、それに見合った能力(特に語学力)が全然伴っていなく、さらに「多様性を重んじる職場」の実態もわからなすぎますし(もしかしたら自分に全然合わないかもしれない)、大学で学んだ何を仕事に活かしていきたいかもはっきりしていませんでした。「このまま就活を始めてしまうと会社の都合のいい説明や、周りの人たちに流されてしまい、納得できる仕事にたどり着けないのでは?」そんな不安が生じました。

この不安を解決するには、引き伸ばし続けていた英語の勉強を学ばざるをえない環境に身を置き、仕事選びの基準をもっとはっきりさせるために長期で仕事の経験を積む、つまり休学してでも海外でインターンをするのが一番かなという結論に至りました。これが大学4年という比較的遅いタイミングで海外へ行き、大学への留学ではなく企業でのインターンを選んだ理由です。

 

こんなことをサークルを引退した翌日にお風呂の中で考え続けて決心しました。

あゝお風呂入りたいな... (こちらはもちろんシャワーだけです)

 

 

文章書くって難しい! 

まとめると、多様性を重んじる環境で働きたいという願望に説得力を持たせるのと、本当にその環境が自分に合ってるのか確かめるのと、自分が学んできたことの何を仕事で活かせそうかを見つけることがアメリカ行きの目的です。

 

これから色々と打ちのめされることがあると思いますが、この目的を忘れずに精進していきたいと思います。