和食が食べたい

アメリカ生活やインターンの話

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【準備編】住居~救世主Airbnb~

家に帰ったらイヤホンのぷにぷにが取れてました。あれほどなくなったときに存在の大きさを実感できるものってないですよね。あれ単体ってどこに売ってるんだろう...

 

今回は住居について。これを抑えないと生きていけませんし、滞在中一番多くの時間を費やす場所ですからね。かなり大事です。

受け入れ先決定後、真っ先に取り掛かりました。インターンなので学生寮みたいなのはないですし、ホームステイとかルームシェアのあてもないですし、それらのつての探し方もよくわからない。とりあえず業者からおすすめの住居(ホテル、アパートみたいなやつ)のURLを5つほど教えてもらったので見てみたのですが、

 

たたた、高い...?!

 

安いところで1か月20万円でした。埼玉だったらその値段で駅近の4LDKの綺麗な物件に住めるよ...

それぞれのHPをさらに詳しく見てみましたが、英語でよくわからない...。写真も少ないので内装が全然わからない...。しかもその少ない情報からでも、高い値段のわりに微妙そうなのが伝わる。うーん...

 

ネット上で旅行とかの宿泊先を探すときって、普通はまず「じゃらん」みたいなサイトで、条件を検索して、候補場所の説明や写真を見て、使用者のレビューも見て、いくつか絞ってから、それぞれのHPを比較、一番よさげなところを予約!って流れですよね。

海外版の「じゃらん」みたいなサイトももちろんあり、自分が一番使ったのは、Booking.comとTripAdvisorというサイト。あとレストランを予約するのに使うYelpにも意外と載ってて参考になりました。

http://www.booking.com/index.ja.html

https://www.tripadvisor.com/

http://www.yelp.com/

(これらのサイトからは、どういうわけか1か月以上の予約はできないようですが、HPに飛んで直接予約すればできると思います)

 

ということでこれらのサイトで改めて宿泊場所を探したのですが、

 

めめめ、めちゃめちゃ高い...!?

 

おすすめされたところが一番安いレベルでした。サンフランシスコ周辺って土地がとてつもなく高いんです。バックパッカー用のドミトリーとかはもっと安いですが、スーツケース2個、リュック1個抱えた長期滞在の大学生がそんなところには住めません。数日間ひたすら探し続けましたが、最終的には、1泊1万を切る場所を見つけたら、「安い!」って思ってしまうぐらい金銭感覚が狂ってしまいました。

 

1か月20万のおすすめ物件もレビューを詳しく見てみると、

「部屋めっちゃ汚い!(写真付き)」「Wi-Fiが全然つながらない!」「ゴ○ブリと結構な頻度で会えるよ!」「夜うるさくて寝れない!」「パーティーピーポーの巣窟だ!」

と散々な言われよう。

しかしさすがにこれ以上高いところは厳しいので、パーティーピーポーの巣窟に出陣する覚悟をほぼ決めていました。ただ頭の片隅に残しておいた最終手段の実態を探ってからにしようと思いました。その最終手段が後に救世主となるAirbnbだったのです。

 

 Airbnb

www.airbnb.jp

Airbnbとは簡単に言うと、家の空いたスペース(部屋)を貸し借りするサービスです。部屋の提供者側がプロの不動産の人ではないことが特徴です。一般の人がAirbnbというサイトに自分の部屋を登録して紹介するのです。

 

実は業者からおすすめ物件を紹介された書類の下のほうに、おすすめ以外の物件を探すならこのサイトとして、Booking.comと一緒にAirbnbのURLが貼ってあったんです。名前は聞いたことあったのですが、旅館業法でもめてるという印象が強くて、全然知らないのに悪いイメージを勝手に抱いていたんです。したがって困ったときの最終手段にしておこうと放置していました。

実際本当に困ったので、一応詳しく調べてみたのですが、とても魅力的でびっくりしました。即パーティーピーポー物件からの乗り換えが決定しました。実際に今使っていますが普通に良いです。

 

Airbnbの魅力

1.利用者の多さ

日本ではまだあまり浸透していませんが、海外ではかなりの人が物件を登録しています。そのおかげで国、値段、建物の形態、ホストの家族構成など様々な物件が紹介されていて、自分に合う条件の場所を見つけられます。

 

2.信用第一のシステム

提供者側がプロじゃないということで一番懸念されるのが提供者(ホスト)の信頼性ですが、そこもしっかりと考えられています。実名登録、電話番号の登録、政府認証IDの提示などが求められ、自分の詳しい自己紹介の他に、宿泊者(ゲスト)からの質問メールに対する返答率、宿泊したゲストにしか書けない部屋やその人自身の評価やコメントがすべて公開されます。予約をドタキャンすると、自動で「この人は○日前にドタキャンした」とコメントに書かれますし、部屋や対応が悪いとそのままコメントに書かれます。そのようなホストは予約がなくなり自然淘汰される仕組みになっているのです。ゲスト側も同じで実名登録、政府認証IDの提示などが求められ、ホストしか書けないコメントで評価されます。このようにお互いが信用第一で成り立っているので、正確な情報を提供し、嘘のないコメントがAirbnb上では求められます。

 

3.コミュニケーションが取れる

ホテルやアパートだと部屋をシェアをしない限り、コミュニケーションが取れません。共有スペースが充実しているホテルもありますが、そのようなところは僕が見つけたパーティーピーポー物件のように、しっかりとホテル側が管理していないと、泊まる客によっては、治安がとても悪くなる恐れがあります。しかしAirbnbは信用のあるホストと一緒に暮らすスタイルが基本なので、安全かつコミュニケーションが取れやすいです。

 

4.物件によっては長期滞在者向けの割引がある

旅行者が使うイメージの多いAirbnbですが、多くの家が1週間、1か月泊まると○○%割引と提示しています。旅行者じゃない僕には非常に助かりました。

 

 

このような魅力が今までの懸念を一気に吹き飛ばしてくれたので、早速Airbnbで物件探しをしました。特にお金の面で本当に助かりました...。値段も様々で、(サンフランシスコ付近にしては)安い値段の物件でも、質がしっかりしてそうなところはたくさんあり、良い意味で物件選びに迷えました。

 

 予約の手順

1.会員登録をする

facebookGoogleアカウントで即登録できます。物件を見るだけなら登録はいりません。

2.行き先で検索をする

 たくさん候補が出てきますが、見てるだけで楽しいです。

3.条件付きで検索する

色々な条件をかけられます。僕は

  • 個室(寝室は一人がいい。日本人でも人を選ぶようなルームシェアをいきなりは無理)
  • ベッドで寝れる(床に布団敷くのは腰によくない)
  • キッチンあり(基本自分で作った和食が食べたいから)
  • Wi-Fiあり(家でもパソコン使って作業したいので)
  • 必需品あり(荷物を減らせるので)
  • ハンガーあり(荷物を減らせるので)
  • 洗濯機あり(コインランドリーはお金かかるし手間)
  • 1か月で~万円以下(1か月間の日程を設定すると月割後の値段で検索をかけてくれます)

のようにたくさん条件を付けましたが、それなりにたくさん候補が出てきました。

4.いいところを選ぶ

それぞれの物件の立地、説明、写真、評価に加えホストの自己紹介やゲストによるホストの評価を事細かに見て決定しましょう。ちなみに多くのゲストを迎え入れ、ゲストの評価が著しく高く、返答率もよく、ドタキャンがないなどの厳しい審査を乗り越えたホストはスーパーホストという称号が与えられているので、そのようなホストの物件を狙いましょう。

5.質問を送るor予約リクエストを送る

日程を指定して予約をリクエストを送るのですが、その前に質問メールを送ることもできるので、部屋や周辺の土地に関する何かしらの質問を送って、メールに対するホストの反応の仕方を見てから予約するしないの判断をしたほうがいいと思います。

6.予約リクエストが承認されたら支払情報の記入

クレジットカードの情報を打ち込みます。またこの時に最初の予約の人は政府認証IDの写真(日本人はパスポート)の提示を求められると思います。(ホストに公開するわけではないです)

7.予約完了

さあ旅の準備をしよう。

 

 

 こんな流れで予約できます。現時点で伝えることができる注意点があるとしたら、予約は早めにということとプロの提供者じゃないのでドタキャンの恐れはあるということです。

Airbnbは利用者がたくさんいるので、人気のホスト(特にスーパーホスト)の物件は基本的に先数か月予約が埋まっています。いいところに住みたいという人は、遅くとも2か月前には探し始めたほうがいいです。

 それと提供者が一個人なので、理不尽な理由だけでなく、病気とかのやむを得ない事情でホストからキャンセルされてしまう場合もあるでしょう。一応支払ったお金は宿泊初日の翌日までAirbnbが保管しているようなので、返金されるor新しい物件を紹介して差額を受け取るor払うという対処をしてくれます。しかし直前のドタキャンだといい物件が他に残ってる可能性は低いです。そのリスクは頭に入れておきましょう。

 

ということで、土地が高すぎて住居探しに困ってるという長期滞在の人にも、短期の旅行にもAirbnbはおススメです。安いところはテントから、高いところは豪邸までユニークな物件がたくさんあるので、サイトを眺めてるだけでも面白いです。東南アジアとか土地の安いところだったら、1泊4000円でプール付きの豪華な物件に泊まれるみたいです。就活終わったら行きたいなー。

 

 

こんな感じでたくさん書きましたが、まだ一軒しかAirbnbを使用していない素人です。この7か月の滞在の間は、Airbnbで1か月ごとに色々な家を転々として、アメリカ人の暮らしを肌で感じてこようと思っているので、7か月の滞在が終わったらまた、実際の体験をもとにもっと詳しいAirbnbの総評を書こうかなと思います。

 

最後に、Airbnbでも(土地の高いところだと)日本の土地基準で考えたら安くはないので、もっと安く済ませたいという人はルームメイト募集の掲示板をあたってルームシェアするか、現地の大学生とかが長期休みに旅行で不在となる期間に借りる(サブレット)が一番いいと思います。タイミング次第ですが。

これらの情報は全然調べていないので紹介できません。申し訳ないです。都市名とともに検索したら出てくると思いますが、留学先の友達とかに直接聞くのが一番いいと思います。